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カイロプラクティック
残念な話 (腰の痛み)
残念な話 (腰の痛み)
先日YouTubeをみていたら整形外科医の先生が腰痛は脊柱管狭窄などの神経の圧迫ではなくヘルニアでもないと言われ、原因は骨盤の関節であると断言されて独自の施術で腰痛の治療に取り組まれていました。
カイロプラクティックから見れば、このことは正しくもあり間違えであります、と言うよりまだカイロプラクティックの科学の一部にしかすぎません。
全ての腰の痛みの原因を骨盤の関節のずれ、仙腸関節のずれと捉えるのは無理があります。
しかしここに来てようやく、今までも整形外科の考え方に異議を唱える医師が表れたことは評価にあたいするでしょう。
カイロプラクティックの論文を読めばすでに60年前に議論されていたことです。
残念なのは、脊柱管狭窄症などの神経を圧迫する状態では、痛みがでなくてもしびれや感覚麻痺などの症状がでます。
これをどのように説明するのか?その先生に一度聞いてみたいです。
症状の原因は関節のずれにある、関節のずれはどうして起こるのか?ここまで追求しなければ、症状、痛みの原因だけを追う近視眼的な見方ではとうてい人間の体を理解できないでしょう。
カイロプラクティックの哲学は100年前と変わっていません。
腰痛の原因は骨盤の関節のズレの場合もあります、腰椎のズレの場合もあります。
関節のズレの原因は、肉体的ストレス、精神的ストレス、過度な運動、薬の乱用です。
この真実は変わることはありません。