カイロプラクティックとは
カイロプラクティックは
按摩やマッサージでは無い

長年の肉体的ストレス、精神的ストレス、悪い生活習慣などにより、背骨や骨盤の関節に歪が生じます。
時には激しいスポーツや体に負担をかけることにより腕や足の関節にも歪が生じることもあります。
その歪により関節の周辺や内部の神経が圧迫されます。特に背骨の中を走っている脊髄神経が圧迫を受ければ重篤な症状が出る場合もあります。(脊柱管狭窄症、甲状腺、内臓疾患、血圧の問題など)通常は痛みや、しびれ等の症状が発生します。慢性化が進めば麻痺などの症状に進展する場合もあります。
カイロプラクティックは、症状の原因である関節の歪に伴う神経の圧迫を矯正により取り去り自然治癒力を全身に張り巡らせ、結果として症状を無くしていくものです。従って適応範囲は極めて広いものになります。
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正常
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歪(神経圧迫)
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上の図は、実際のレントゲン像とそのモデル図で椎骨のズレと神経の圧迫を示しています。
カイロプラクティックはこの歪を治し神経の圧迫を無くし神経の働きを正常にします。
カイロプラクティックは、整骨院や整形外科とは異なります。今まで何をしても治らなかったでは無く、関節の歪や神経圧迫に対しては何も治療されていないのです。
カイロプラクティック施術段階
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01 症状を無くす。
現在、患者さんが抱えている問題(痛み、違和感)を取り去ります。
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02 正常な骨格になる。
背骨や骨盤を歪んでいるからといって、直接的に矯正により治すのではなく、特定された関節の歪とそこに存在する神経の障害を取り去ることにより、自然治癒力を引き出し無理なく正常な骨格になっていきます。
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03 メンテナンス、再発防止の為の予防
症状の多くの原因は、神経圧迫の問題、局部的打撲などによる炎症です。
単に炎症の場合は、自然に治ることが多いですが、関節の歪による神経圧迫は自然に治ることはありません、関節の歪は悪い生活習慣や職業習慣が原因で起こります。従って、一度完治しても再発します。そのため予防としてカイロプラクティックのケアが必用になります。
カイロプラクティックの
3本の柱

哲学
カイロプラクティックの哲学とは、いきなり哲学と難しいかもしれませんが、考え方とご理解ください。
人間には、生まれながらに持っている「治る力」=「自然治癒力」が存在します。傷や病気は薬で治るのでしょうか、違います。
薬は症状を抑え込むのです。本当に治すのは自然治癒力です。
傷をすれば、血を止め、神経を再生し、血管をつなぐ、かさぶたが出来て、かさぶたを取れば綺麗な皮膚が再生されている、薬はこれを出来るでしょうか?すべて自然治癒力のなせる業です。カイロプラクティックとは関節の歪を矯正し神経の働きを正常にし、治る力=自然治癒力を100%働かせ、結果として症状を無くすものです。

科学
カイロプラクティックの科学とは、症状の原因の特定=関節の歪、神経の障害の特定
いつ、どこを、どのように矯正するかを知る知識の事を言います。

芸術
カイロプラクティックの矯正の技術
手を使い正しく関節を矯正する技術の事です。熟練した技術は無理がなく美しく芸術的です。もちろん矯正は痛くはありません。
カイロプラクティックの
国際的評価

カイロプラクティックは1895年に、アメリカ、アイオワ州ダベンポートでD.Dパーマにより創始されました。 その後、カイロプラクティックは彼の息子B.JJパーマによって引き継がれ大きく発展しました。
現在までに80ヶ国以上に広まり、アメリカやヨーロッパの先進国では、法制化され保険適用されています。世界保健機構(WHO) は、カイロプラクティックを代替医療として位置付けています。
施術の流れ
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01 問診
施術の上で問診は、重要です。現在はもちろん、以前のことについても、お尋ねいたしますが、どうぞ気になることは、ご遠慮なくお話ください。
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02 レントゲン分析・ナーボスコープ検査
必要に応じて、レントゲン画像を分析し骨のずれをしらべます。また、ナーボスコープで神経の圧迫箇所を特定いたします。
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03 C-5000サーモグラフィー検査
全身の体温の分布をモニター画面で確認し、体幹の左右のバランスを調べ痛みの原因である関節の歪(神経の障害)特定します。施術後、再度、測定し施術の効果を確認いたします。
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04 触診検査
施術者の手によって、直接骨の動きを検査いたします。
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05 施術
関節の歪、神経圧迫を矯正により取り去ります。患者さんの体格や状態に合わせ無理のない施術を行ないます。お子さんから高齢者まで、安全に無理の無い施術が受けられます。
高齢者の方や怖がられる方には、専用のベッドを使用いたします。 -
06 再発防止、予防
症状の原因は、関節のずれ、神経圧迫ですが、関節のずれは、生活習慣や職業習慣にあります。したがって再発防止のためのメンテナンスが必要になります。1回/月から1回/3カ月の定期検査をお勧めいたします。