よくある質問
カイロプラクティックが有効なら、なぜ保険が適用されないの?
【質問】
デレビの番組でヘルニアの治療について、整形外科の先生が、カイロプラクティック を試すのも良いでしょうと言っておられました。インターネットでも、カイロプラクティックは、腰痛に効くと宣 伝しているものもありますが、本当に腰痛に良く効くならば、なぜ保険が適用できないのですか?
【回答】
カイロプラクティックは今から約110年前にアメリカで発祥しました。
いろいろ困難な 歴史を乗り越えてアメリカを中心に先進諸国では、社会的に認知され、保険が適用されるまでに至りました。
保険が適用される国では、カイロプラクターになるためには、6年間、専門の大学でカイロプラクティックを学び、国家試験 にパスする必要があります。カイロプラクティック自体は、世界的に認められた自然医学で、その効果はWHO (世界保健機構)でも人体に有益であると評価されています。
一方、日本の教育機関は、諸外国のレベルに比べるとはるかに貧弱です。また、カイロプラクティックの名前を語って、高額な商品を売りつける悪徳商法もあるぐらいです。業界の統一性もありません。何をして日本のカイロプラクティック全体のレベルをはかり、どのような基準でカイロプラクティックを法制化するのか?といった多く の問題もあり、未だ手付かずのままです。
日本のカイロプラクティックの教育は、たしかに欧米と比べれば 貧弱ですが、日本のすべてのカイロプラクターがレベルが低いとは限りません。海外の大学を卒業された先生、日本 で10年以上勉強された先生、カイロプラクティックの専門学校を卒業してからも有名な先生に弟子入りして苦労 し、技術を習得された先生、日本では、まともな教育機関も少ないため、苦難の道を歩いてこられた本当の先生方が、 今日の日本のカイロプラクティックの評判を高めています。
これと反対に短期養成で3日カイロプラクターもいます。 カイロプラクティックを看板にしている施術者に大きなレベルの差があるのです。これが今日の混乱を引き起こし ている原因の一つです。
苦難の道はつづきますが、21世紀の代替医療としてのカイロプラクティックの発展が、期待されているところです.3時間待って5分の治療、薬や注射や手術・・・医療費高騰で保険がが破綻する時代に薬を使わず、自然治癒力で本当に治す、病気にならないように予防するカイロプラクティックは、これからも発展し、社会的に認められる日が来るでしょう。